サニーはレッドにパンチを繰り出した。
するとレッドは猛スピードで飛ばされ、壁に激突した。

「てめえ!」
ブルーが背後から攻撃を仕掛けようとした。
するとサニーは即座に気づき、衝撃波で攻撃した。

「あの二人を圧倒してる?」
サニーはもちろんのこと一同も二人を圧倒する程の強さに驚いていた。

その後二人はビルの屋上に飛び移った。
さすがのサニーもこれは流石に無理だろうと思いながらも飛び上がるとなんとビルの屋上に到達したのだった。

屋上へのジャンプに驚く一同。
「一体何があったんだ?」
マイケルは調べようにも手がかりがなく何もわからなかった。

一方サニーが屋上に飛び上がると二人は別のビルに飛び移った。
そんな二人にエネルギー弾を撃ち、攻撃するサニー。
二人はすかさず避けるとすぐさま衝撃波を飛ばすが、一瞬でサニーにかき消された。

「ならこれはどうだ!!」
二人はそう言うとサニーの足元のビルに向けてレッドはエネルギー弾を、ブルーは衝撃波を飛ばした。
サニーが立ってたビルは瞬く間に崩落するが、直ぐに飛び上がると二人を目掛けてキックをかますも二人が飛び上がったことで攻撃はよけられてしまったが、サニーは飛び上がった二人目掛けてエネルギー砲を発射した。

攻撃は二人に命中し、そのまま勢いよく落下した。そして再び立ち上がるとビルに手を向けた。
ビルは崩落して瓦礫となり、その上にサニーも落下した。
サニーは至近距離でエネルギー弾を撃ち続けた。至近距離での攻撃はさすがの二人も堪えたらしく、少しずつ押されてるようだった。

そして

「これでとどめよ!!」
サニーは巨大なエネルギー弾を何度も当て続けた。攻撃を受けた二人はその場に崩れるが、その直後に空が暗くなりだした。

「何が起きたの?」
サニー達は驚く。そんなサニー達に二人は驚くべきことを口にした。

「奥の手だ。この闇が覆い尽くせば地球は死の星となる。そうすればてめえら全員道連れになんだよ。言っとくけど闇を止める方法はない。」
闇の魔の手に絶望する一同。しかしそれでもサニーは諦めなかった。

「死の星になろうが道連れにされようが私は絶対諦めない!」
サニーは必死で攻撃を続けた。すると二人がダメージを受けるたびに闇の威力は衰えていったのだった。

しかしレッドとブルーも諦めてはいなかった。
「ならばフルパワーだ!!」
二人はそう言うと闇の威力は大きくパワーアップした。辺り一帯が暗闇に飲み込まれ、絶体絶命のピンチに陥っていた。
ルージュやフローラ等も加勢したが、攻撃は効かず闇が衰えることはなかった。
もう終わりか・・・絶望に染まりかけた時だった。

「なんだ?この強烈な光は。」
二人は驚いた。それもその筈サニーは全身から強く白い光を発していたのだ。
「言ったでしょ。例え死の星になっても諦めないって。」
サニーはそう言うと二人に猛攻を仕掛けた。目にも止まらぬスピードと圧倒的なパワーで二人を追い詰めてゆく。

そして

「これで終わりよおおおおおおおおおお!!!!!!」
サニーは光らせた全身から強力な光線を発した。

「俺達は負の感情がある限り何度でも現れてやる!!」
二人はそう言い残すが、光線は二人を飲み込むと大爆発を起こした。光線に飲み込まれた二人は消し炭となって消滅すると闇は消え、街は明るさを取り戻したのだった。

それからしばらくして街は復興が進み、日常が戻りつつあった。
そんな中一同はマイケルの家に集まっていた。シャイニーとルミナスはミルキィとローズの元に引き取られて同居し、現在はマイケルグループの会社で一緒に働いてること等が明かされていた。
なんやかんややっていると話題はサニーが目覚めた時の話題になった。
「それにしてもあの力は凄かったよねえ。あの時何があったの?」
ルージュが言うとサニーはこう返した。
「意識がなかったからわからないけどあの世の手前で引き返すようなそんな感じだったの。」
「また〜サニーはこういう冗談うまいよね〜。」
「本当だってぇ〜(汗)」
そんな様子を閻魔大王はあの世から見ていたのだった。
「俺が手を貸さなかったら今頃もうやられてたかもしれなかったからな。手を貸して正解だったよ。」

一方レッドとブルーは閻魔大王の所にいた。閻魔大王はもちろん二人にはこの審判を下した。
「お前らはせいぜい地獄で永久に苦しむがいい。」
二人は閻魔大王によって地獄に送られ、永久に苦しむことになったのだった。

そしてサニー達はいつもの日常に戻っていったのだった。

終わり

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